[Jステーション-広島ホームテレビ]2016年11月18日放送の広島HOMEテレビ「Jステーション」の「食通厳選オシ!めし」コーナーで、ライター・古川いづみさんおすすめのご当地お好み焼きのお店を、グルメ調査員の森本久美子リポーターが紹介しました。

これは一般的な広島風お好み焼き(Norio NAKAYAMAさん撮影、Flickrより)

呉焼きは細うどんが常識?

呉出身の森本リポーターが訪れたのは呉市中通の「多幸膳」。

呉焼きとは細うどんを豚肉やキャベツと一緒に炒めて生地にのせるお好み焼きで、半分に折るのも特徴。

こちらの店ではピリ辛味噌で味付け、細いうどんにソースが絡んで絶品です。

呉うどんは細いのが当たり前なのに、他の県では違うと知ってびっくり、と森本リポーターと店長さんのお話が盛り上がっていました。

食感も楽しいお好み焼き

三原駅近くの三原市城町にある「お好み焼きてっちゃん」。

そばにキャベツにねぎ...とここまでは普通のお好み焼きですが、ニンジンのスライスに加え、鶏モツが入るのが三原焼きです。

三原市は養鶏が盛んで新鮮な鶏モツが手に入りやすかったため、お好み焼きに鶏モツが入るのだそうです。

こちらのお店ではレバー・砂ずり・玉ひもをブレンド。

森本リポーターは「食べるところで食感が違うので飽きずに食べられる。くせになる」と食が進んでいました。

そばの代わりに○○が入るお好み焼き

庄原市西本町にある「お好み焼きコバヤシ」。こちらでは庄原米とポン酢を使う庄原焼きが紹介されました。

そばの代わりにご飯、ソースの代わりにポン酢を使い、こちらの店では白飯の代わりに豚キムチチャーハンを入れているそうです。

さらに仕上げにかけるポン酢はにんにく・コチュジャン・ごま油など6種類をブレンド。

「さっぱりと、でもコクのあるソースですね。深いなあ、ここまできてよかったです」と森本リポーター。

お好み焼きにも地域独自の味があるんですね。ぜひ食べ比べをしてみたいです。(ライター:石田こよみ)