新作映画『ゴーストバスターズ』に登場するゴースト退治用車両「Ecto-1」が救急車から霊柩車へ。メイキング映像が公開!

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1980年代に人気を博した映画『ゴーストバスターズ』のリブート作品が、米国で7月15日(日本では8月19日)より公開となる。1984年に上映されたオリジナル版と比べると、ゴーストバスターズのメンバーと秘書役の性別が入れ替わっただけでなく、ゴースト退治用車両の「Ecto-1(エクト1)」も新しくなった。映画の封切りに先立ち、その新型Ecto-1のメイキング映像が公開されたのだが、これを見る限りでは、初代Ecto-1との共通点はキャデラックの改造車ということしかないようだ。

オリジナル版で使用されたベース車両は、ミラー・メテオ社によって救急車に改造された1959年式キャデラック「エルドラド」だったが、リブート版では、1982年式キャデラック「ドゥビル」が選ばれた。そして初代は人の命を救うためのクルマだったのが、新作では死者を運ぶためのクルマとなっている。そう、霊柩車なのだ。そこに何やら隠された意味があるのだろうが、その点についてはメイキング映像で何も語られていない。

この映像から分かるのは、クルマを入手した経緯がオリジナル版とは異なるということだ。オリジナル版では、ダン・エイクロイドが演じるレイモンド・スタンツ博士が、問題だらけのクルマだったのにもかかわらず、4,800ドル(現在の1万1,000ドル=約118万円に相当する)で手に入れる。そして、オンボロ車からクールなゴースト退治用車へと目覚ましい変貌を遂げるのだ。これに対し、リブート版では、レスリー・ジョーンズ演じるパットン・トランが叔父から譲り受けるという設定だ。ビデオを見る限りだと、新車同様のボディに特徴的なペイントとロゴを施したように見える。

その他にも、クルマを改造している様子やキャスト、クルーのコメントなどが約2分のビデオに収められている。80年代を懐かしく思い出す人も、新作の公開を楽しみに待っている人も、是非チェックしてみていただきたい。



By Brandon Turkus

翻訳:日本映像翻訳アカデミー