フキノトウにたらの芽、ウドにコシアブラ… などなど、山では春の山菜シーズン真っ盛り!
10代・20代の頃は「どこがおいしいんだろう?」と思っていましたが、年を重ねると自然に体が欲するようになる、不思議なものですよね。
山菜特有の苦みは、体を目覚めさせ、新陳代謝を促す作用があると言われます。
特に「春の山菜の王様」と呼ばれるたらの芽には、マグネシウムやビタミンB群、葉酸など、栄養分も豊富。
山菜をおいしくいただくコツは、新鮮なうちに調理し、加熱しすぎないこと。
まずは王道の天ぷらで、サクサクッと春の味覚を堪能しましょう!

春の山菜の天ぷら

調理時間15分 122Kcal
 



<材料 4人分>
フキノトウ 8〜10個
タラの芽 12個
薄力粉 大さじ1
揚げ油 適量
<衣>
 薄力粉 1/2カップ
 卵 1個
 冷水 150ml
<山椒塩>
 塩 大さじ1
 粉山椒 小さじ2

<下準備>
・山菜はサッと水洗いし、水気を拭き取り、フキノトウはつぼみを少し開いておく。タラの芽は軸の固い部分は切り落とす。

・<衣>をサッとダマが残るくらい混ぜ合わせる。

ヒント! 
普通の天ぷら衣より薄めです。


・<山椒塩>を合わせる。

<作り方>
1、山菜に薄く薄力粉をつけ、<衣>にくぐらせ、170℃の揚げ油でサッと揚げ、油をきり、<山椒塩>を添える。


アク抜きをしないで調理できる天ぷらは、山菜料理に慣れていない人でも安心・簡単。
マグネシウムや葉酸を含むたらの芽は、成長期のお子さん、妊婦の方にもおすすめです。

(フジノアサコ)