服役囚2名、石鹸で拳銃を作る(画像はnydailynews.comのスクリーンショット)

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なんとしてもこの刑務所から逃げ出したい。脱獄を図る上で最も欲しいものは看守らを脅すための拳銃…そう考えた服役囚が、鉄格子の陰でせっせと励んだこと。それは…!?

米ルイジアナ州から面白いニュースが飛び込んできた。ニューオーリンズにも近いラフォーシェ郡ティボドーにある郡刑務所「ラフォーシェ・ディテンション・センター」で17日、看守がある監房から手錠用のカギと黒い拳銃らしきものを発見し、その監房にいたトロイ・ベナーとトリーストン・ピアロンが脱獄未遂容疑につき起訴された。

拳銃はニセモノであったが、ちょっとした反りや握り心地は実物に非常によく似ている。作ったのはベナーで「主成分は石鹸。そこにトイレットペーパーや身の回りの物の素材を混ぜてこしらえた」と説明し、刑務官らを苦笑させた。しかし手錠のカギについては「看守がポロッと落としたのを拾った」と話したことから、彼らの職務怠慢、貴重品類の管理の甘さが問われる事態となっている。

武装のうえ強盗事件を起こして投獄されたベナーに対し、放火によりボヤ騒ぎを起こして収監されていたピアロン。年長であるベナーのリードにピアロンが従いながら脱獄する計画を立てていたという。

※ 画像はnydailynews.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)