日本代表の本田圭佑が所属するイタリア・セリエAACミランが16日、フィリッポ・インザーギ監督の解任を正式発表し、新監督としてシニシャ・ミハイロヴィッチ氏を2年契約で迎えることを明かした。

続投に意欲を示していたインザーギ氏だが、今シーズンのチームは不調で、リーグ10位に沈んだ。インザーギ氏に厳しい評価をしていた多くのミランサポーターも、今回の決定には肯定的なようで「偉大な選手だったが、偉大なクラブを率いるには準備不足だった」「元選手をただ雇っただけだよね」「セードルフの方がインザーギよりよくやっていたが、彼も理由なくクビになった」「驚くことはないね」「本当に平凡なチームに成り下がった」など、彼に対して厳しい意見が並んでいる。

その一方で「ここ2シーズンの悪い成績を、セードルフとインザーギのせいにするのは酷だよ。選手が欠けていて、怪我人も多かった」「インザーギが他のチームを率いるのを見てみたいね」など、チームの不振を監督だけの責任にするのは良くないといった意見も多い。

来期ミランを率いるミハイロヴィッチ氏については「彼は狂っているよ。でなければこんな仕事は受けるはずがない」という現在のミランを立て直すのが難しいことを揶揄したコメントや、「昨季のサンプドリアでの仕事は注目すべき。下位のチームをヨーロッパリーグ進出まで持っていった」など、その手腕に期待する声も寄せられている。