伊紙、最終戦不発の本田に辛口評価「危険なプレーは一度もなかった」

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 日本代表FW本田圭佑が所属するミランは30日、セリエA最終節でアタランタと対戦し、3−1で勝利を収めた。

 ミランは先制点を許すも、FWジャンパオロ・パッツィーニのPKで同点にすると、MFジャコモ・ボナヴェントゥーラが2ゴールを挙げる活躍を見せ、逆転勝利で今シーズン最終戦を締めくくった。

 イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、同試合に出場した選手の採点と寸評を発表。6試合連続で先発出場した本田に「5.5」の採点をつけた。そして、「日本政府は労働時間を削減(労働基準法改正案)したばかりで、本田はそれに適応。やや右寄りに、やや中央にと動いたが、危険なプレーを見せることは一度もなかった」と寸評。逆転ゴールには絡んだものの、アシストやゴールでインパクトを与えられなかった本田に厳しめの評価を下している。

 チーム最高点は2ゴールを決めたボナヴェントゥーラで「7」、チーム最低点にはMFマルコ・ファン・ヒンケルで本田と同じ「5.5」がつけられた。