【海外発!Breaking News】中国にもついに強力な空母戦闘能力。J-15艦上戦闘機を空母「遼寧」に配備。
中国が近年力を入れてエンジンの開発・製造にあたっていた「J-15艦上戦闘機」。すでに離着陸や編隊飛行といった試験飛行も成功しており、いよいよこの国が強力な空母戦闘能力を身につけると話題になっていた。そのJ-15戦闘機の空母への配備がついに始まったもようだ。
この画像は台湾のメディア『wantchinatimes.com』が伝えている記事のスクリーンショット。中国の「CCTV13」が、完成したJ-15艦上戦闘機が2013年11月に遼寧省での試験飛行を成功させたと伝えたものである。その戦闘機についてこのほど北京の軍事メディア『Sina Military Network』は、人民解放軍が中国初の空母「遼寧」への配備を始めたと報じた。「遼寧」はウクライナから購入して2012年9月に遼寧省大連市の湾に就役しており、最大で24機のJ-15戦闘機の配備が可能だという。
この戦闘機を製造しているのは、「瀋陽飛機工業集団(Shenyang Aircraft Corporation)」と宇宙船やロケットの開発にあたっている「Institute 601」。ベースとなっているのはロシアのSu-33戦闘機だが、開発者は「Su-33のAL-31F型エンジンはすでに時代遅れ」と述べ、国産のWS10A型エンジンを2つ搭載しているという。マッハ2.4あるいは時速3,000km弱との情報に、ロシアは「WS10Aの耐用時間は200時間が限度であろう。これはわれわれのAL-31Fの5分の1でしかない」と批判している。一方で中国側はハイテク装備、速度、攻撃力いずれをとっても「旧型機より優れている」とアドバンテージを強調しているもようだ。
また中国では第5世代のステルス戦闘機といわれるJ-20の開発にも余念がない。こちらはあと2年ほどでデビューするとみられている。おおやけにはされていないが、中国北東部の渤海湾では戦闘機パイロットの育成につき、大掛かりな訓練が実施されているとの情報を伝えているメディアもある。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
この画像は台湾のメディア『wantchinatimes.com』が伝えている記事のスクリーンショット。中国の「CCTV13」が、完成したJ-15艦上戦闘機が2013年11月に遼寧省での試験飛行を成功させたと伝えたものである。その戦闘機についてこのほど北京の軍事メディア『Sina Military Network』は、人民解放軍が中国初の空母「遼寧」への配備を始めたと報じた。「遼寧」はウクライナから購入して2012年9月に遼寧省大連市の湾に就役しており、最大で24機のJ-15戦闘機の配備が可能だという。
また中国では第5世代のステルス戦闘機といわれるJ-20の開発にも余念がない。こちらはあと2年ほどでデビューするとみられている。おおやけにはされていないが、中国北東部の渤海湾では戦闘機パイロットの育成につき、大掛かりな訓練が実施されているとの情報を伝えているメディアもある。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)