<全日本テニス>女子シングルス:中村藍子決勝進出
<全日本テニス>6日目/東京・有明テニスの森公園/女子シングルス準決勝
○中村藍子 6−0、6−2 新井麻葵●
初めての第1シード、初めてのセンターコート。女子テニス界期待の新星、中村藍子(ダンロップ)は自身が大会前に宣言した通り、”初めての”決勝進出を決めた。
中村は、今年大躍進した選手の一人。WTAランキングも100位入りが間近になるなど、最近の活躍は目覚しい。ダブルハンドから繰り出すフォアハンド(左利き)はパワーと正確さを兼ね揃えた最大の武器。好調時のポテンシャルは非常に高く、今年の夏には杉山愛(ワコール)を下す大金星をあげた。
第1セット、立ち上がりから3ゲームを連取すると、新井麻葵(フリー)が足の痛みを訴え、ドクターを呼ぶ展開。「同門対決」、普段から仲が良いという相手だけに、勝負に不必要な優しさがでてしまうかと懸念されたが、そこはプロの選手。試合が再開してからもストロークに鈍りはなく、今大会で一番キレのあるプレーが見られた。
6−0で第1セットを先取すると続く第2セットも、一度もサービスブレイクされることなく、6−2でフィニッシュ。2回戦、3回戦で見られたミスも今日はほとんどなく、明日の決勝は万全のコンディションで臨めそうだ。
沢松奈生子、伊達公子、杉山愛と、日本が誇る偉大なテニスプレーヤーが制してきた全日本選手権。世界への登竜門である同大会のタイトルを手にし、世界へと羽ばたくのは中村か、佐伯か。女子シングルスの決勝は明日行われる。
<試合後インタビュー:中村藍子選手>
-宣言どおりの決勝進出ですね。
(決勝は)楽しみっていう気持ちが大きいです。今日の試合は今大会で一番いいプレーができたと思います。自分らしいプレーができたと思います。
-自分らしいプレーとは?
攻撃するテニスなんですが、打ちすぎず、守らず、先手先手で勝負することです。
-新井選手とは親しいのですか?
相手が新井選手だから(遠慮する)というのはなかったし、自分のテニスをしようと思って臨みました。
-決勝までの道のりを振り返って、駒を進めることができた原因は?
2回戦、3回戦の競った試合を1セットも落とさず勝ちきれたことです。
-明日佐伯選手との決勝ですが、どう組み立てますか?
まだ終わったばかりで何も考えてないんですが、今年の東レ(予選)で勝ってるんですが、もうそれは関係なく、気持ちで負けないプレーをしたいなぁと思っています。
○中村藍子 6−0、6−2 新井麻葵●
初めての第1シード、初めてのセンターコート。女子テニス界期待の新星、中村藍子(ダンロップ)は自身が大会前に宣言した通り、”初めての”決勝進出を決めた。
中村は、今年大躍進した選手の一人。WTAランキングも100位入りが間近になるなど、最近の活躍は目覚しい。ダブルハンドから繰り出すフォアハンド(左利き)はパワーと正確さを兼ね揃えた最大の武器。好調時のポテンシャルは非常に高く、今年の夏には杉山愛(ワコール)を下す大金星をあげた。
6−0で第1セットを先取すると続く第2セットも、一度もサービスブレイクされることなく、6−2でフィニッシュ。2回戦、3回戦で見られたミスも今日はほとんどなく、明日の決勝は万全のコンディションで臨めそうだ。
沢松奈生子、伊達公子、杉山愛と、日本が誇る偉大なテニスプレーヤーが制してきた全日本選手権。世界への登竜門である同大会のタイトルを手にし、世界へと羽ばたくのは中村か、佐伯か。女子シングルスの決勝は明日行われる。
<試合後インタビュー:中村藍子選手>
-宣言どおりの決勝進出ですね。
(決勝は)楽しみっていう気持ちが大きいです。今日の試合は今大会で一番いいプレーができたと思います。自分らしいプレーができたと思います。
-自分らしいプレーとは?
攻撃するテニスなんですが、打ちすぎず、守らず、先手先手で勝負することです。
-新井選手とは親しいのですか?
相手が新井選手だから(遠慮する)というのはなかったし、自分のテニスをしようと思って臨みました。
-決勝までの道のりを振り返って、駒を進めることができた原因は?
2回戦、3回戦の競った試合を1セットも落とさず勝ちきれたことです。
-明日佐伯選手との決勝ですが、どう組み立てますか?
まだ終わったばかりで何も考えてないんですが、今年の東レ(予選)で勝ってるんですが、もうそれは関係なく、気持ちで負けないプレーをしたいなぁと思っています。