自ら葬られるべき墓穴を掘ってしまったのではないでしょうか。猪瀬直紀東京都知事のことです。猪瀬さんは都議会で開かれた総務委員会の席上、都知事給与の1年間返上を申し出ました。厳しい質問の機先を制し、追及をそらそうとしたのかもしれません。「責任を取る」ことを明示して、この問題の幕引きを図りたかったのでしょう。誰かが、このような「入れ知恵」をしたにちがいありません。しかし、これは逆効果だったように