四川省で2億年前の古代大型生物の足跡発見、恐竜を数秒で仕留める「手獣」のものか―中国メディア

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中国・四川省西部の金沙江付近で先日、2億1000万年前の三畳紀に生息していた「手獣」と呼ばれる生物とみられる足跡が発見された。中国メディア・華西都市報が14日報じた。

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発見された10個あまりの規則正しい足跡は、第2指から第4指がまとまっていて第3指が最も長い、後側方を向いた第5指があるといった特徴があり、主龍類の中の偽鰐類に属する「手獣」という生物のものではないかと専門家は推定した。
足跡の長さは45センチメートルほどであることから、「手獣」の体長は5メートルを超えるとみられる。三畳紀末期における最強の捕食者であり、出現したばかりの恐竜は彼らの相手ではなかったようだ。
「手獣」が初めて発見されたのは1833年のドイツ。足跡の様子が「大男がはめるような分厚い革の手袋」に似ていたことから、ギリシャ語で「手の獣」を意味する名前が付けられた。
ただ、今回発見された化石は現時点で「手獣」のものであると完全に確定するまでには至っていない。別の分類の獣によるものとの意見もあり、足跡の正体は神秘のベールに包まれたままのようだ。
(編集翻訳 城山俊樹)