イチローはどうやら、チームメイトのデレク・ジーターの引退に加わる計画はないようだ。

イチローは、最近行われたESPNNewYork.comのインタビューで、シーズン後に引退するつもりはないと語った。

「野球を引退するなんてことは、考えたこともないですね」イチローは言った。

ニューヨーク・ヤンキースとの現在の契約があと1年のイチローは、40歳でありながら、「もっと」たくさんのシーズンをプレーすることを望んでいる。

「あと少しではなくて」彼は言った。「たくさんね。僕がいま引退を考える理由は、なにもないから」

イチローのキャリア2,742安打は、ジーターとアレックス・ロドリゲスに次いで、現役選手3位である。ジーターは、2014年が最後のシーズンになると先月発表して話題になった。

オールスターに10回選出されているイチローは、今シーズンのヤンキースで、限定した役割になると見られている。ヤンキースは、すでにブレッド・ガードナーとアルフォンソ・ソリアーノがいた外野を強化するために、このシーズンオフにジャコビー・エルズベリー、そしてカルロス・ベルトランと契約した。

昨シーズン150試合に出場して、キャリア最低の打率.262だったイチローは、2014年の控え選手という役割を受け入れざるを得ないかもしれないと認めている。

「シーズンが始まった時に、どんなふうに感じるのか分からない」イチローは言った。「どんな感じがするのか分からない。だけど今は、スプリング・トレーニングでしっかりと準備をすることに変わりはない」

エルズベリーとガードナーが、レギュラーで外野に入り、ベルトランとソリアーノは交替で、3つ目の外野とDHを務める予定で、イチローに明確な役割は残っていない。

「ここと契約した時から、どんなところに来たのかは理解していたから」イチローは言った。「毎年、自分がどうしようもないことや変化が起こることは分かっているから。だけどシーズン前の準備とか、シーズンに入ってから、それが何かに影響することは、ありません」

参考記事:Ichiro Suzuki doesn't plan to retire ESPN.com news services