iOS7

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インターフェースがガラリと変わり、新しい機能も多く搭載された“iOS7”。新型iPhoneをゲットした方はもちろん、iOS6をお使いだった皆さんもアップデートはお済みですか?

色々とパワーアップした面が多いiOS7ですが、実は意外な落とし穴が存在していたんです。その落とし穴とは、なんとSafariに保存されている各サイトのパスワードやクレジットカード情報などがすべて丸見えになってしまうということ……。もしiPhoneを盗まれたり落としたりしたら、大変なことになってしまうかもしれません!

そんな丸見え状態を防ぐ方法をご紹介します。

 

■クレカ情報、パスワードはここでダダ漏れしてる!

まずは、一体どこで大事なパスワード情報を見ることができるのかをご紹介します。

1.「設定」から「safari」をタップ。

2.「パスワードと自動入力」をタップ。これが、iOS6までにはなかった新しい項目

3.「保存されたパスワード」へと進むと、これまでにID、パスワードを入力して閲覧したサイトと、IDが表示されます。

4.さらに、各サイトをタップして進むと、パスワードも表示されてしまいます。なんと、銀行のログインパスワードまで出てきてしまいました。これは大変…。

クレジットカード情報を確認したいときは、2番までの手順は同じ。以降は、以下のように進めてください。

3.「保存されたクレジットカード」をタップ。すると、カード番号の下4桁と有効期限が表示されます。

4.さらにカード情報をタップして進むと、カード名義人からカード番号まですべての情報が丸出しに……!

■パスコード設定は絶対必要!

では、大事な情報丸出し状態を防ぐには、一体どのような対処をしたらよいのかをご紹介します。

まずは、手っ取り早く「パスコード設定」をすること。いちいち入力するのが面倒な人もいるかもしれませんが、大事な情報を守るためにはやっておくべき。設定しておけば、パスワードやクレカ情報を閲覧しようとしても、必ずパスコードの入力が必要になるので情報ダダ漏れなんて事態は防げるはずです。

設定方法は以下。

1.「設定」→「一般」→「パスコードロック」へ進み、4桁の数字を入力。

このとき、細かなパスコード設定もできるので、皆さんが使いやすいようにカスタムしてみるのも良いでしょう。

■パスワードやクレカ情報を保存させないためには!

次に、「どうしてもパスコードを設定するのはイヤだ!」と言う方のために、そもそもパスワードやクレカ情報をsafariに保存させない方法をご紹介します。

1.「設定」→「safari」→「パスワードと自動入力」へと進む。

2.「ユーザー名とパスワード」、「クレジットカード」の項目をオフにします。

これで、パスワードやクレカ情報が保存されることはありません。ただし、毎回IDやパスワード、カード番号の入力が必要になるので、これはこれで面倒な気も……。

大切な情報を盗まれないためにも、各自セキュリティの強化を図ることが重要です。「わたしは大丈夫」なんて楽観視している人こそ危険かもしれませんよ。さっそくパスコードを設定するか、保存機能をオフにしておきましょう!

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(ライター:きつたなお)