心配する必要があるかどうかは、さらなる検査を待たなければいけない。いずれにしても、ミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、プレシーズン中に再び負傷者を抱えることになった。

ミランのスタッフを心配させているのは、FWマリオ・バロテッリだ。ミランは7日、アメリカで開催された「ギネス国際チャンピオンズカップ」でロサンゼルス・ギャラクシーと対戦し、2−0と勝利した。だが、この試合で先制点を挙げたバロテッリが、右ふくらはぎに問題を抱えていた。当初は脚がつって交代した同選手だが、ケガの詳細は今後の検査の結果を待つことになる。

アドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役は試合後、『ミランチャンネル』のインタビューで、「我々は良いプレーをした。良い大会にして、見事3位になったね。チームは素晴らしいプレーをした。(エムバイェ・)ニアンも見事なゴールを決めてくれたね」と話している。

また、同代表取締役は「私は、チームが良いサッカーをしていると思う。(アンドレア・)ポーリはMFとしても、サイドバックとしても良い。(ウルビー・)エマヌエルソンもよくやっている」と続けている。バロテッリの負傷について、このときは「つっただけだと思う。危険なことではないと願おう」と話していた。

9日にはチャンピオンズリーグ・プレーオフの組み合わせ抽選が行われる。

「どのチームも難しい相手だ。ミランは昨季の第9節以降、どのチームとも争ってきた。我々が競えるのは確かだろう」

補強について、ガッリアーニ代表取締役はこのように述べている。

「ニアンは確実に残留だ。CSKAモスクワの会長と前回電話で話したときに、本田は売らないと言われた。だから、我々はこのままだ。アッレグリへのプレゼント? すでにピッチにたくさんいるだろう」