フィオレンティーナMFアデム・リャイッチのミラン移籍をめぐる話は、ますます複雑になっている。

リャイッチの去就については、6日が決定的な一日になるはずだった。選手の父親サミル氏がフィオレンティーナのキャンプ地でクラブ幹部と会う予定だったからだ。だが、すべては延期となった。サミル氏の到着が延期されたからだ。

一方で、フィオレンティーナとミランの関係はますますアツくなっている。ミランの800万ユーロ(約10億4000万円)のオファーを、フィオレンティーナのアンドレア・デッラ・ヴァッレ名誉会長が断ったのに続き、マリオ・コニーニ代表取締役がイタリアでリャイッチのマネジメントを担当するファリ・ラマダニ氏と話し、2014年までとなっている契約について動いている。

ラマダニ氏がバレンシアにいたため、電話で行われた交渉で、フィオレンティーナは150万ユーロ(約2億円)の年俸をオファーしたようだ。契約解除金は1200万ユーロ(約15億6000万円)で打診されたという。