愛しすぎて危険な女たちが陥る「ツラすぎる恋愛依存」5選

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大好きな彼と付き合えて幸せなはずなのに、どこか苦しい…。そんな経験はありませんか?そんなあなたはひょっとすると、彼を愛しすぎているのかもしれません。愛とは本来は対等なもの。彼を愛しすぎてしまうのには原因があります。

そこで今回は、ロビン・ノーウッド著『愛しすぎる女たち』を参考に「愛しすぎて危険な女たち」が陥る5パターンをご紹介していきます。

■1. 彼に愛されないことを自分のせいにする

「自分の誤りを見つけだし、それをただせば状況が変わるに違いない。そして、苦痛からも開放されるはず……。自分を責めることによって、彼女たちはそういった望みにしがみつこうとするのだ」

二人の交際には、二人に責任があります。一方が悪いからといって、もう一方が何も悪くないなんてことはないでしょう。お互いに何かなければ問題は生じません。彼に愛されないことを常に自分のせいにしてしまうようなら、二人はもう「愛」ではなく「依存」で繋がっているのかもしれませんね。

■2.彼と充実したセックスライフを送っている

「性的にも、ほかのあらゆる面においても、男と女の偏った力学、対等でない関係性がむしろ刺激的で燃えるように激しいセックスをもたらすケースが多い。申し分のない相手には感じないゾクゾクするような期待感や強烈な衝動を、未成熟で勝手な男性に覚えることが少なくない」

彼と精神的な繋がりが深く、セックスも充実しているのなら、何の問題もないでしょう。しかし、彼との会話や価値観などが、噛み合っておらず、何となく違和感を抱いていて、それをセックスで埋めようとしているのなら危険です。あなたと彼の関係はフェアかどうか、一度立ち止まって考える必要があるでしょう。

■3.彼に対して自己犠牲的である

「ヴォーカリストが、たとえどんなに傷つけられようとも愛さずにはいられないと哀切な声で歌う時、私たちはそれこそが愛の本来的姿だと思ってしまう。それが聞き慣れた内容であるために、無条件にその歌詞に共鳴してしまう。愛には苦しみがつきものであり、愛のために苦しむことをいとわないのは、むしろ肯定すべき愛の特性であるというように」

相手の愛を得るために、自己犠牲的になるのは、果たして健康的な恋愛だと言えるでしょうか?答えはノーだと思います。

まずは、自分が幸せになり、相手を幸せにするスタイルの恋愛をした方が、健康的でしょう。わざわざ自己犠牲的にならなければ、関係を保てない相手を求めてしまうのは、何らかの問題を抱えている証拠です。

映画、音楽、ドラマなど、自己犠牲的に愛することが、まるで“美徳”のような表現をしている作品が多数ありますが、それは本当の愛とは違う気がします。

■4.彼の人生を生きた方が楽だと思える

「気にかけたり心を煩わしたりする相手がそばにいたら、自分の人生を生きるより、相手の人生を「管理」するほうがずっと性に合っていたから」

自分の人生を生きることにあまり喜びを感じられず、彼の人生を一緒に生きることに、多大な喜びを感じていたとしたら、要注意です。それはもはや相手に対する愛ではなく「管理」になってしまっている危険性があるでしょう。この場合は、一度専門家(心理カウンセラー)などに相談した方がいいかもしれませんね。

■5.彼と一緒にいると不安で苦痛だけど離れられない

「愛しすぎる女たちは、彼女が愛しすぎる対象に比べて経済的、社会的自立を一見、果たしているケースが少なくない。彼女たちが依存するのは、「王子」の経済力でも社会的ステータスでもなく、彼と共にいることで生じる苦悩であり、苦悩そのものがもたらす刺激であり、不安である」

まさにやめたくてもやめられない状態、これは“男性依存症”だと言えるでしょう。一緒にいて苦悩を感じる相手を長く愛することはできないはず。相手の未来を信じていたとしても、現実を直視すれば、この人と長くは一緒にいられない、と女性であれば直感的に悟ることができるでしょう。

もし、あなたがこのような状態に陥っているのなら、自分に本当に相応しい男性とは、どんな人なのか、冷静に考えてみる必要があります。

■おわりに

愛するがゆえの苦しみは、確かに存在すると思います。しかし、彼のために、一方的に自分を犠牲にするような関係は、健全な恋愛関係とは程遠いのではないでしょうか?

そこに居心地の良さを感じているとしたら、あなたは彼を愛しすぎてしまっているのかもしれませんね。その場合は、男性依存症という依存症を患っている可能性もあるため、自己解決できないのなら、専門家のアドバイスを求めるのもひとつの手です。

(羽音/ハウコレ)

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