日本がワールドカップ出場を決めてスポーツ新聞各紙が一面でそのニュースをとりあげる中、一面に阪神選手のインタビュー記事を持ってくるといった独自の姿勢が最近とみに注目されているデイリースポーツ。

参考:スポニチ・ニッカン・報知・サンスポ・トーチュウ「本田W杯」 デイリー「藤浪」

テレビ朝日の『マツコ&有吉の怒り新党』で『新・3大 デイリースポーツ ブレない一面記事』と紹介されたことで、すっかりメジャーになった感もあり“緊急時のテレビ東京”的な扱いを受けている。しかし、本日14日のデイリースポーツの一面が「阪神」ではなく「加藤コミッショナー」であったためにネットの一部では騒然となっている模様である。

加藤コミッショナーが記者会見を開いたのは12日であり、他紙のほとんどは昨日13日の一面に加藤コミッショナーをもってきていた。ちなみにデイリーの13日の一面はマートンだった。

そんなデイリースポーツの一面が、前日に阪神の試合があったにも関わらず『加藤コミッショナー辞めろ』だった。ネットでは、驚きの声とともに「なぜ一日遅れで?」という疑問が。それに関して、ネットユーザーは前日阪神が日本ハムに二安打完封負けをくらって首位陥落となってしまったことを指摘。さながらその怒りを加藤コミッショナーにぶつけている“八つ当たり”ではないのかという声もあるようだ。その阪神の試合については、2面から3面の見開きで詳細に伝えている。

余談ながら、デイリースポーツの一面にある『デイリー』のロゴは、前日に阪神が勝利すると『ー』の文字が虎のしっぽ模様になるので新聞を手にとらずとも阪神が勝ったか負けたかわかる仕様になっている。

※画像はデイリースポーツ6月14日付一面より