FIFAが最終予選組み合わせに注目「B組は豪と日本が中心に」

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 ブラジル・ワールドカップ出場権を懸けたアジア最終予選の組み合わせ抽選会が9日、マレーシアのクアラルンプールで行われ、3次予選をグループC2位で突破した日本は、グループBに振り分けられた。

 FIFA(国際サッカー連盟)は公式HPで、日本とオーストラリアの2カ国が同グループに入ったことで、2カ国のライバル関係は1956年まで遡ると紹介。前回の南アフリカ・ワールドカップの最終予選でも同グループだった際には、オーストラリアが1勝1分けで勝ち越しトップ通過したが、2011年のアジアカップ決勝では、日本がリベンジを果たしたことを伝えている。

 また、両チームの最も有名な対決としては、2006年のドイツ・ワールドカップ本大会のグループリーグでの対戦を挙げており、そのときはオーストラリアが3−1で劇的な逆転勝ちを収めたと紹介。

 なお、グループBに同居するイラク、ヨルダン、オマーンの残り3カ国に関しては、プレーオフに進むグループ3位が現実的な目標だとして、日本とオーストラリアの2カ国が最終予選では中心になると見ている。

 6月にスタートする最終予選には、10カ国が進出。2つのグループに分かれて出場権を争う。各グループの上位2位がブラジルへの切符を手にし、3位はアジアプレーオフに回り、勝者が大陸間プレーオフへ進出する。

[写真]=足立雅史