「ニュースがあれば知らせるよ。契約延長の話にはもううんざりだ」。今季で契約が満了するバルセロナのペップ・グアルディオラ監督は、26日のアトレティコ・マドリー戦を前に、契約延長について聞かれてこのように答えた。

一方で、レアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督は、グアルディオラ監督の去就について、「延長しようがしなかろうが、同じだよ。彼が決めることであり、決断を下したら発表し、よりハッピーになるだろう。それが最も大切なことだ」と話している。

グアルディオラ監督はモウリーニョ監督のコメントについて、「彼はとても知的で、彼にとって何が役立つかを非常によく知っている」とコメント。その上で、契約延長よりも試合やタイトル争いについて話すことを望んだ。

「勝ち点10差はとても難しい。明日はとても強いチームが相手だが、我々は勝たなければならない。我々のライバルは多くの勝ち点を挙げ、我々はアウェーで多くのポイントを落としてしまった。これが現実だ。だが、これだけの差が開くほど自分たちが悪かったとは思わない。明日の試合に勝つことを考え、再びタイトル争いに戻れるかどうかを見てみよう」

「我々は今年の自分たちが何をやってきたかをしっかり自覚し、これまでのレベルでプレーできるということを認識して、このラスト3カ月を戦わなければならない」

インテルはグアルディオラ監督と、できればアシスタントコーチとしてロベルト・バッジョ氏が就任することを夢見ている。だが、グアルディオラ監督は次のように述べるにとどまった。

「最も大切なのは、バッジョが指揮を執ることを望んでいるかどうかだ。彼はファンタスティックな人間でね。私は幸運にも彼と(ブレッシァで)チームメートになれた。彼がサッカー界に戻るとなれば、とても素晴らしい知らせであり、素晴らしい指揮官になると確信している」