元ブラジル代表ロマーリオ氏「息子をバルセロナに入団させる」
 ブラジルが誇る史上最高のストライカーである元同国代表のロマーリオ氏が、スペイン紙『El Pais』とのインタビューで、古巣バルセロナへの深い愛情を披露した。

 バルセロナでプレーしたのは1993−94シーズンから1年半に過ぎないロマーリオ氏だが、自身のキャリアに与えた強い影響を説明した。

「ブラジル代表を除けば、バルセロナは私にとってフットボール界における全てを意味する。今の私があるのは、まぎれもなくバルセロナのおかげだ。クラブは私に世界最高選手への扉を開いてくれた。また、チームでは(ヨハン)クライフ監督や(フリスト)ストイチコフ、(ジョゼップ)グアルディオラといった素晴らしい仲間に恵まれた」

「わずか1年半で退団したのはブラジルへのノスタルジーに他ならない。1994年のワールドカップに優勝した後、母国の人々からの愛情をひしひしと感じ、彼らに幸せを届けたいと思ったからだ」

 古巣への賛辞を惜しまないロマーリオ氏はまた、現在は息子をバルセロナでプレーさせる計画を立てていることを明らかにした。

「バルセロナは、世界中のいかなるクラブもたどり着けない域に君臨していることを、日々示している。もし自分がプロの選手として再びプレーしなければならないなら、迷わずバルセロナを選ぶ。今は息子を入団させるつもりだ。今週にも(サンドロ)ロセイ会長とペップ(グアルディオラ監督)に相談しようと思っている」

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