高田里穂&仮面ライダーオーズ
 ムービーエンターの今年の俳優・女優取材を紹介する「2011年インタビューまとめ」も、いよいよ最後となる。これまでのまとめをもう一度振り返ろう。

【1、2月】黒沢あすか、梶原ひかり、神楽坂恵、田原総一朗、品川祐&トータルテンボス、大政絢&岡本あずさ&岡本杏理、オリバー・ストーン、チュ・ジンモ、ベン・バーンズ
【3、4月】島田秀平&城田優&椿姫彩菜、吉高由里子、武田梨奈、瑛太&松田龍平、エル・ファニング
【5、6月】大宅映子、忽那汐里、immi、関和亮、加藤夏希、AeLL.
【7、8月】日笠陽子、あやまんJAPAN、藤岡みなみ、渡辺謙&菊地凛子、大泉洋&松田龍平、プラッチャヤー・ピンゲーオ、相武紗季
【9、10月】宮崎あおい&堺雅人、ウォンビン、アンバー・ハード、桜庭ななみ、竹内結子、三池崇史、谷村美月、加藤夏希

 旬のタレントや来日した俳優など、そうそうたる顔ぶれである。ラストを飾る11、12月は、ヒュー・ジャックマン」「木下優樹菜」「斉藤和義」「マシュー・グレイ・ギュブラー&シェマー・ムーア」「高田里穂のインタビューを紹介する。

 

■ヒュー・ジャックマン、木下優樹菜/『リアル・スティール』
 ロボット格闘技の世界を舞台に、人生に挫折した男の再起のドラマと、父と息子とのかけがえのない絆を描いた『リアル・スティール』。『X-NEN』シリーズでウルヴァリンを演じたヒュー・ジャックマンが、本作では自暴自棄な生活を送る元ボクサーとなる。家族向けの映画なので、家族総出で観に行ったらしい。子供たちにもやっと「お父さんはカッコイイ職業なんだ」と認めてもらえたそうで満足気であった。
 
 そんな大人も子供も楽しめる本作を、昨年8月に、お笑いコンビFUJIWARAの藤本と入籍した木下優樹菜がいち早く鑑賞。理想の父と子の姿とは? 親子の絆、そして“リアル・スティール=本当の強さ”とは何かを聞いてみた。
ヒュー・ジャックマン「“本当の強さ”とは、自分を信じること」(11月25日)
木下優樹菜「“本当の強さ”とは、ブレない何かを貫き通している人」(12月5日)

■斉藤和義/『忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー 〜感度サイコー!!!〜』
 「KING OF ROCK」の異称を取った忌野清志郎の伝説のライブをスクリーンに蘇らせた本作。三度全ての“ナニサリ”に出演を果たした唯一のアーティストである斉藤和義は、本作について「本当の音楽好きの、音楽バカのカッコ良さ」を感じることができる作品と語っていた。斉藤が“キヨシロー”から受けた影響は「伝えたいメッセージにユーモアを加えて面白おかしく出そうとする所」だそうだ。
斉藤和義「音楽バカのカッコ良さを喰らいやがれ!」(11月22日)

 

■マシュー・グレイ・ギュブラー、シェマー・ムーア/『クリミナル・マインド』
 常識を覆す犯罪者たちを相手に難事件解決に挑む、米国FBIのエリート・プロファイラー・チーム「BAU(行動分析課)」の活躍を描いた、大人気ドラマ「クリミナル・マインド」シリーズ。同シリーズにおいて、Dr.リード役のマシュー・グレイ・ギュブラーと、デレク・モーガン役のシェマー・ムーアが揃って来日。“セクシーアイコン”として女性に大人気の二人は、テンションが高かった。
マシュー・グレイ・ギュブラー、シェマー・ムーア「お互いに、今が一番いい状態」(11月28日)

■高田里穂/『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX』
 最後を締めくくるのは、8月28日にTVシリーズの放送が終了した仮面ライダーオーズのヒロインの高田里穂。劇場版で、再度、ファンたちの前に登場。本人は、演じてきた泉比奈を大変気に入っている様子で、“オーズ愛”に満ちていた。実はコスプレ願望があるということもインタビューで語ってくれた。
高田里穂「また仮面ライダーオーズのヒロインに(12月7日)

 いかがだっただろうか。2011年は、総勢55名のインタビューを掲載した。2012年もたくさんの著名人を取材して、スクリーンの中では語られない裏話を紹介していく予定なので、来年もよろしくお願いします。良いお年を。

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