カタコトVSカタコトの壮絶なバトル！

なでしこJAPANに沸いた2011年。そんな熱気が後押しとなったか、女子版クラブワールドカップとでも言うべき慈善試合が開催されました。30日に国立競技場で行なわれたINAC神戸VSアーセナルレディースのトヨタ・ヴィッツカップ。双方が国内を制したチャンピオン同士ということで、単なる慈善試合を越えたプライドの激突となりました。

INACはFW大野を中心に猛攻を展開。細かいパスワークからたびたび決定機を生み出しますが、一向に決めやがらない大野。川澄、チ・ソヨンもゴールに迫りますが得点できないジリジリする流れ。それでも終盤には両チームがチャンピオンらしさを見せ、後半25分にINACがチ・ソヨンのゴールで先制すると、アーセナルレディースもすかさず同点に追いつく熱戦に。平日にもかかわらず国立競技場に集った1万人の観衆を大興奮させたのです。

しかし、その直後に本当の意味での国際試合が開催されていました。魂燃え上がる日韓戦。韓国代表はINAC神戸に所属するチ・ソヨン。そして、日本代表はなでしこJAPANでも活躍し、最近は「女子サッカー界の理論派」「まぁこの人しか知らないんですけどね」「ただしメイクは世界レベル」と評判も高いサッカー解説者・大竹七未さん。両者がボールをマイクに持ち替えて、火花散るバトルを展開したのです。

「ありがとうございます」「決められてよかったです」「これからも頑張ります」のたった三言を確認するためだけの作業も、世界の壁に阻まれ苦戦する日本代表。一方、韓国代表も「コイツ何言ってるんだ？」というアウェーの洗礼を浴びて大苦戦。本人たちが何を言っているのか、本人も第三者もまったく理解できず試合は混沌としていきます。サッカー的には言えば中盤を省略したロングボールの蹴り合いが、全部ゴールラインを割っているような噛み合わなさ。試合以上にドッと疲れが出る国際電波交流となってしまったのです…。

ということで、「韓国語の勉強の前に日本語を勉強しよう」という願いを込めつつ、大竹七未VSチ・ソヨンの日韓戦をチェックしていきましょう。



◆お世話を要求された川澄ちゃんも、これでは肌荒れがヒドクなる一方！

大竹七未さんのトークは、まさに緩急不自在。急加速急減速で相手を華麗に抜き去るドリブラーのように、妙なところで引っ掛かっては肝心なところで早口になるトリッキーさがあります。予想外に飛び出す耳慣れない言葉や、序盤に言っていたことが結論時点では引っくり返る論旨のブレなど、一瞬の油断も許されない危険なプレーヤーなのです。

ロンドン五輪アジア予選の解説でも、「明日の試合をどのように予想されますか？」という問いに「やってみないとわかりません（ピシャリ）」と答えるのは序の口。5分前には「アジア予選は全勝して当然です（ピシャリ）」と言っていたのに、澤穂希さんが「全勝で突破したい」と言い出すと「全勝はそんなに簡単なことではない（ピシャリ）！」と説教を始めるブレ具合で、もはや何を言いたいのかすらわからないお方なのです。

そんな大竹さんがトヨタ・ヴィッツカップのヒーローにインタビューを敢行。登場したチ・ソヨンは韓国代表にも名を連ねるグッドプレーヤーですが、いかんせん日本語が不自由。しかし、大竹さんはひるむことなどありません。何故なら大竹さんは韓国語を学んでいるから。「さすがアラフォー」「見た目どおりの韓流ブームど真ん中」「いよっ東京国際大学！」とスタンドのファンも感嘆する中、大竹さんは自慢の韓国語で世界の壁に激突したのです。そう、文字どおり激突したのです…。

↓最初から最後まで何を言ってるのかまったくわからないやり取り！
大竹：「今日素晴らしいゴールを決めました、チ・ソヨン選手にお越し…？いただきました」

大竹：「えー、チ・ソヨン、スゴヘッソヨ」

ソヨン：「……？アリガトウゴジャイマス」

大竹：「みな、あ、お疲れ様でしたと言いました」

大竹：「今日の、素晴らしいゴールは、どうでしたか？」

ソヨン：「（同席していた川澄ちゃんに助けを求める）」

川澄：「嬉しかったでーす」

ソヨン：「キポス」

大竹：「ノンノンテダネヨ」

大竹：「とてもとてもすごかったです」

ソヨン：「ア？アリガトウゴジャイマス」

川澄：「今日のゴールはこれのおかげです、って言いな」（←ソヨンの手のひらを示し、アタシアピール開始）

ソヨン：「何テ言ウンデスカ？」

川澄：「これこれ、今日の」
ソヨン：「キョウノ」（←言わされてる）

川澄：「ゴールは」
ソヨン：「ゴールハ」（←言わされてる）

川澄：「これのおかげです」
ソヨン：「コレノオカゲデス！」（←言わされてる）

大竹：「（手のひらに書いてある文字を読みながら）えーっとですね、ソヨンゴールしてファイティーン、えーっとガンバリマシタ」（←何故か終盤カタコトになる）

ソヨン：「ナホガ　書イテクレテ　シマシタ」

大竹：「また、アジャアジャファイティーン」（←完全にお客置き去り）

ソヨン：「ガンバレー！」（←伝わってないし、思ったことを言えてない）

ソヨン：「ガンバリマース！」

大竹：「今日の素晴らしいゴールを決めたチ・ソヨン選手でした。カムサハムニダー」（←何でコレで終われるんだよｗｗｗちゃんと聞けｗｗｗ）

ソヨン：「ありがとうございましたー！ゴツン」（←マイクに頭ぶつける）

大竹：「あ、ゴメン！」

うー、ドッと疲れがくるやり取りだな…。

アジャアジャファイティーンって何だよ…いや大体わかるけどさ…。






↓ちなみに、試合途中にはこちらも棒読みでドッと疲れるINAC神戸・星川監督主演CMも放映！


星川：「ヴィッツのVはヴィーナスのV！」
星川：「ヴィッツのVはヴィクトリーのV！」
星川：「ヴィッツのVはヴィクトリーのV！」

撮影中の選手が苦笑、視聴者が失笑、本人はニンマリ！






その後、大竹さんは澤穂希さんにもインタビューを敢行しますが、残念ながら放送時間の都合でカット。おそらく…というか確実に、韓国語会話に手間取りすぎたためだとは思いますが、これもまた結構な話。澤さんの話は割としょっちゅう聞いていますから、この日くらいは韓国の壁に激突するのもいいでしょう。大竹さん、チ・ソヨン、世界の壁、マイク、すべてが木端微塵に砕け散った感じではありますが、何度でも立ち上がってほしいものですね。

↓韓国語も日本語も通じていない大竹七未さんファンタジーインタビュー動画
http://youtu.be/xQ2ujBMAlUc

インタビュー相手：「コイツダメだ…早く何とかしないと…」
インタビュー相手：「もうアタシが引退するしかない！」
インタビュー相手：「世間に女子サッカーをちゃんと伝えるために…！」

現世代が引退すれば、解説の座はすべて入れ替わるなｗｗｗ

大竹さん早く次の仕事探してｗｗｗ






もういっそ、川澄ちゃんがインタビューしたらいいと思います！自分も含めて！