スター・トリビューン電子版が29日付で、ツインズの西岡剛内野手について「打てない、守れない」とする辛口のコラムを掲載した。

 29日のドジャーズ戦に出場した西岡は、走者を3塁に置いた初回、ピッチャーへのゴロで打点をあげたが、4打数無安打に終わった。試合は両チームとも相手投手を打ち崩すことができず、結局、初回の1点が決勝点となり、ツインズが1対0で勝利した。27日に行われた3連戦の初戦に、15対0の記録的大敗を喫したツインズだったが、同カードを2勝1敗で乗り切った。

 西岡は火曜日までの18試合で6失策を記録。火曜日の試合でも、エラーこそつかなかったが、ゆるいゴロをファンブルし、ダブルプレーを取ることができなかった。コラムは西岡を日本ではゴールドグラブを獲ったほどの選手なのに、メジャーで結果を出せずにいるのは、緊張のしすぎかもしれないが、それはいい訳にはならない、自信をもってプレーすることが大事だと意見。トレードで放出したJJ.ハーディ遊撃手は、オリオールズで3割以上(11本塁打、失策1)を打っていると、西岡の獲得に動いた球団上層部を暗に批判している。

 このコラムに対して「マイナーでアメリカの野球に慣れさせるべきだ」という一部ファンの意見がある一方、「骨折から復帰したばかりで、まだメジャーに慣れていないのだから、大目に見るべきだ」、「(打率、出塁率ともに西岡より低く、欠場が多い)ジョー・マウワーのほうが問題だ」、「打てないのは西岡だけではない。全員の調子が悪すぎる」など、西岡を擁護するコメントが多く寄せられている。