女子テニス・ウインブルドン選手権大会で15年ぶりの1回戦突破を果たしたクルム伊達公子。対戦相手のイギリス選手が、40歳の伊達に敗れたことで引退を考えているという。騰訊網が伝えた。

 1回戦で伊達と対戦したのは、イギリスのケイティ・オブライエン。今年25歳の彼女の世界ランクは215位だが、イギリス国内では主力選手だという。世界ランク57位(19日現在)の伊達にしてみれば2−0のストレート勝ちは「順当」だ。しかし、15歳も上の相手に歯が立たなかったケイティのショックは大きかったようだ。

 2004年から毎年出場するウインブルドンで、1回戦を突破したのは07年のみ。あとは全て初戦敗退というケイティはテニスに対する姿勢が消極的になっていた。今回の惨敗で「テニスのために多くのものを犠牲にしてきたが、リターンがない」「ウインブルドンが難しいのは分かっているが、何年もやってきてこれだけのことしかできない自分にがっかり」とさらに落胆した様子だ。

 「試合のために各地を飛び回るような生活が大嫌い」と語り、「テニスが楽しいと思わない。結論を出すべきかもしれない」と引退までほのめかした彼女。自信を取り戻すチャンスはやってくるだろうか。(編集担当:柳川俊之)



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