英紙「パク・チソンのポジショニングがマンUを勝利に導いた」

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 マンチェスター・Uは、8日に行われたプレミアリーグ第36節のチェルシー戦に2−1で勝利し、リーグ優勝を確実なものとした。“優勝決定戦”とも称された試合で輝きを放ったマンチェスター・U。中でも韓国代表MFパク・チソンのポジショニングが勝利の鍵だったと、イギリス紙『ガーディアン』のデイヴィッド・プレート氏は称賛している。

 パクはこの重要な1戦で先発出場。中盤の左サイドで起用されると、開始40秒でハビエル・エルナンデスの先制ゴールをアシストした。その後も豊富な運動量で攻守に貢献したパクを、プレート氏は高く評価している。

「パク・チソンは、先制点を演出し、左サイドだけにとどまらず、ライアン・ギグスとポジション交換を繰り返して中盤を揺さぶった」

「チェルシーの中盤、マイケル・エッシェン、ジョン・オビ・ミケル、そしてフランク・ランパードはライアン・ギグスやマイケル・キャリックを相手にアドバンテージを握っていた。しかし、パクのカットインやウェイン・ルーニーとの連係により、チェルシーが快適な時間を過ごす場面は一度も訪れなかった」

 パク・チソンは今シーズン、チャンピオンズリーグ準々決勝のチェルシー戦でも得点を決め、大一番での強さを証明している。チャンピオンズリーグとの2冠を狙うマンチェスター・Uにとって、パク・チソンは欠かすことのできない選手。バルセロナとのファイナルでも、活躍が期待されている。

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