トーレスへの批判が集中…英紙は「GKより走らない」と酷評

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 5000万ポンド(約65億円)というプレミアリーグ史上最高額の移籍金でチェルシーへ加わりながら、いまだノーゴールのスペイン代表FWフェルナンド・トーレスに対する批判が集中している。

 トーレスは12日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝のマンチェスター・U戦に先発出場したが、またも無得点に終わった。これで加入以来、460分間不発となり、“チェルシー史上最低の新加入選手”と言われたクリス・サットンのノーゴール記録を更新してしまった。

 また、前半のみで交代したとはいえ、トーレスの総走行距離は5112メートル。これはマンチェスター・UのGKエドウィン・ファン・デル・サールの5176メートルを下回る数字で、“GKよりも走らないストライカー”と、イギリス紙『サン』は批判的なコメントを寄せている。

 シーズン途中に移籍し、チームに馴染むことは簡単ではないが、トーレスの場合、獲得にかかった費用と給与は非常に高額である。この金額に見合った活躍が求められており、一日も早く結果を残さなければ“不良債権”として扱われる可能性は高い。

 果たしてアトレティコ・マドリードやリヴァプールで輝いていた頃のトーレスは戻ってくるのだろうか。今言えることは、ゴールを量産していた時代よりも高い収入を得ながら、結果を出せていないということだ。

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