11日にセリエA第29節のインテル対ブレシアが行われ、両チームが日本に哀悼の意を表して喪章をつけてプレーした。左サイドバックとして先発した長友佑都は79分まで出場。試合はインテルがエトーのゴールで先制するも、カラッチョロにCKから決められ、1−1で引き分けた。

残留争い中のブレシアは追いついたあとの90分にはコルドバのファウルでPKを得たが、これはカラッチョロが失敗。ブレシアの逆転劇はならなかった。

試合後、インテルのレオナルド監督は、「日本がものすごい災害によって悲劇に見舞われている。我々の連帯を示すために、喪章をつけることにした。ブレシア側もすぐに了解してくれた。この自然災害が、一刻も早く収まることを願っている。日本から遠く離れたこの地では、なかなか実感することは難しいかもしれないが、私は日本のことをよく知っているし、とても近い存在なんだ。我々は、日本と共にいる」と日本に向けてコメントした。