ビジャ、アドリアーノをこの夏に獲得したバルサ。セスクの獲得でアーセナルとの交渉は難航しているが、バルサにもう一つ解決が急がれる問題が残っている。レンタル移籍から復帰したフレブ、マルティン・カセレスの放出先だ。

 シュツットガルトに活躍の場を移していたフレブはレンタル期間が終了し、バルサでプレシーズンを迎えている。先日のオスロ遠征には同行しなかったが、グアルディオラ監督はアジア遠征のメンバーには招集。バルサ残留の可能性は低いが、まだ放出先は決まっていない。

 以前よりフレブに興味を示していたプレミアリーグのトッテナム、そしてセビージャが獲得に動いているとされる。また、ユベントスにレンタル移籍していたウルグアイ代表のマルティン・カセレスもまだ受け入れ先が見つかっていない。

 マルティン・カセレスについては完全移籍とレンタル移籍のどちらの可能性もあるが、マルケス、トゥーレ・ヤヤの放出でディフェンシブな選手が不足していることからバルサに残るという説も出ている。

 セスク獲得に加え、ディフェンシブハーフ、ディフェンスの最低2人の補強も必須となっているバルサ。さらにこうしたレンタルから戻った選手の移籍先探しなどシーズン開幕に向けて解決すべき問題は山積みとなっている。

(スペイン通信)