サンプドリアのセルジョ・ガスパリンSD(スポーツディレクター)が、イタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューで、サンプドリアの今夏のマーケット戦略について、次のように語った。

「重要なのは、補強よりも、誰が残るかという点だ。我々には(アンジェロ・)パロンボと(ジャンパオロ・)パッツィーニ、(アントニオ・)カッサーノ、(レト・)ツィーグラー、(マルコ・)パダリーノといった価値の高い選手たちがいる。ベースとなる骨格を保ち続けることが、我々のマーケットの基本戦略だ」

「カッサーノの契約延長? 期限などはないよ。ほかの選手たちと同じように、彼とも話をしている。カッサーノはよくやっているし、模範的な姿勢を見せている。ツィーグラー? 彼の契約は2011年までだ。我々は重要だと考える(契約延長)オファーを出したが、我々と彼の元に届くオファー次第だね」

一方、パレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長は『ラジオ1』のインタビューで、補強の現状について次のように述べている。

「(ボカ・ジュニオルスDFエセキエル・)ムニョスに関しては合意に至った。メディカルチェックがあるが、すべて大丈夫なはずだ。(サンパウロMF)エルナネス? チェックしているよ。今年のマーケットはとても難しいんだ。だが、我々は落ち着いて決めることができる。パレルモは大型補強こそしていないが、素晴らしい選手たちを獲得した。さらに2人、そういう補強ができることを願っている。私はとても満足しているし、自信を感じているよ」