「部数激減でスポーツ新聞が存亡の危機!!」。

毎週月曜日発売の人気男性誌『週刊プレイボーイ』(6/15 No.24号)では、ドキっとするような見出しの特集記事が掲載されている。

広告収入と販売部数の減少が進んでいるスポーツ紙の現状から、現場の記者たちが、シビアなコストカットをはじめとした、かつてない厳しい条件化のもとで仕事を強いられる様子が伝えられているのだ。

スポーツ記者を中心とした対談では、「なんでもかんでもコストカットで・・・」と嘆く野球記者に、「天下の朝日新聞でさえ今夏のボーナスは40%カットという話もあるし・・・。ましてやスポーツ紙は娯楽系の読み物だから、不景気になると真っ先に買い控えの対象」と諭す経理部員とのやり取りなど、のっけから、各々が持つ自社の厳しい現状をぶちまける参加者たち――。

また、「懐の寂しい部長クラスがせこい小遣い稼ぎをしてることがあるね。現場の記者から上がってくる情報の中で、記事にはできないようなきわどいネタがあるじゃない?それをさも自分が取材してきたような顔して、社外でラジオや雑誌の原稿にしてる」といった裏話から、「昔からの付き合いを利用して、現役を引退したばかりの番長系大物解説者の個人マネージャーを買って出て、副業で潤ってる」など、心当たりを感じてしまうような暴露も多く、もはや迷走状態と言ってもいい同業界の実情を明かすのだった。

■『週刊プレイボーイ』(6/15 No.24)は、全国の書店、コンビニで絶賛発売中!