インタビュー:倉木麻衣「自分自身にもっと触れてほしい」
1999年12月8日に発売したシングル「Love, Day After Tomorrow」でのデビューから、まもなく10年目に突入する倉木麻衣。10月13日の秦野市文化会館・大ホールを皮切りに現在、全国14公演による「Mai Kuraki Live Tour 2008 “touch Me!”」を開催中の彼女が、11月26日には記念すべき通算30作目のニューシングル「24 Xmas time」を発売。普段メディアへ露出する機会が少ない、彼女の素顔に迫った。
――ブログを始めて頂いたのが2004年4月だったので、もう4年半が経ちましたが、続けてみて如何ですか?
倉木麻衣(以降、倉木):ブログを始めてみて、私が思っていることなどを書くと、そこでみんなから色々なメッセージとか反響が直に来るじゃないですか。そういうのがものすごいことだなって思います。よく、毎日更新している方とかもいらっしゃいますよね。私は自分の中で特別なことが起きた時に更新したり、毎日ではなく結構不定期なんですけど、すごく楽しいなと思いながらやらさせて頂いています。――普段、ブログは携帯で書かれているんですか?
倉木:そうですね。普段は携帯を使うことが多いです。――ブログ以外にも携帯でメールを打つ時に、あまり絵文字は使わないタイプですか?
倉木:絵文字は結構、使いますね。使わないイメージがありました?――ブログやライブも今まで観させて頂きましたが、あまりテレビなどのメディアへの露出が少ないじゃないですか。今まで色々なアーティストの方とお会いしましたが、正直今こうして面と向かってお話をしていて、すごく不思議な気分です(笑)。
倉木:そうなんですか?(笑)。――あまり、そういうことを言われたりしないですか?
倉木:特に言われたことは、あまり無いんですけど(笑)。やっぱりメディアとかに出たりしていない分、「どういう人なんだろう?」という疑問は、多分たくさん持たれている方がいらっしゃると思うんですよね。でも、私は普通に、こういう感じなので(笑)。――自分のことは、どういうタイプの女性だと思いますか?
倉木:割とハッキリしているんじゃないかなと思います。心掛けていることでもあるんですけど、自然体で何にでも取り組んでいきたいので。辛い時でも、あんまり顔には出さないけれども、家に帰って来て「わーん」って泣く時はすごく泣くし。多分、みんなと同じだと思いますね(笑)。――人からは、どういう風に言われることが多いですか?
倉木:最近ライブのMCとかを通して、今本当に思っていることをストレートに言うことがすごく多くて。「倉木さんって、天然ボケだよね?」と言われることが多いです(笑)。――自覚は無いですか?
倉木:自覚?(笑)。最初の頃は「天然じゃない」と思っていたんですけど、最近そういう風に言われるようになってから、「私って天然なのかな?」と思うようになってきました。