17日、五輪女子マラソンが午前7時半(日本時間午前8時半)、天安門広場をスタート。日本からは、土佐礼子、中村友梨香の2選手が出場した。

序盤は超スローペースの展開だったが、19キロ過ぎから、トメスク(ルーマニア)が抜け出て独走。そのまま逃げ切り金メダルを獲得。記録は2時間26分44秒。

銀メダル争いは、ケニアのヌデレバ、コムと中国の周、朱の4人で熾烈な争いを繰り広げ、ヌデレバ(ケニア)が銀メダル、周(中国)が銅メダルを獲得。

日本の土佐礼子は25キロ付近で痛みのためリタイア。中村は28キロ過ぎから遅れをとり、結果は13位。

世界記録保持者のラドクリフは2位集団から大きく遅れをとり、23位。



【40キロ】
2時間19分7秒。トメスクの金は確定的。2位集団のヌデレバ(ケニア)、コム(ケニア)、朱(中国)、周(中国)の4人が熾烈な銀メダル争いに。

【39キロ】
トップのトメスクは、メインスタジアムの鳥の巣へ。2位集団では銀メダル争い。

【38キロ】
トメスク(ルーマニア)が独走態勢。M.コム(ケニア)が2位集団からスパートををかけ、抜け出る。ラドクリフ(英)はいったん止まるがまた走り出す。厳しい状況。

【35キロ】
2時間2分0秒。2位集団との差は1分10秒。2位集団からケニア勢が若干抜け出る。中村は15位。トップと2分12秒差。

【32キロ】
世界記録保持者、ラドクリフは2位集団から大幅な遅れ。

【30キロ】
トップは、1時間45分04秒。中村は、トップから1分15秒の差。ラドクリフも遅れ。

【28キロ】
中村が2位集団から遅れ始める。トップは依然トメスク(ルーマニア)。2位集団トップは、周春秀(中国)。

【26キロ】
2位集団のラドクリフ(英)が少々遅れをとる

【25キロ】
トップは1時間28分16秒。トップと2位集団の差は34秒。中村は11位。土佐礼子は無念のリタイア。悲痛の表情。

【23キロ】
トメスク(ルーマニア)が集団から100メートルほど抜け出て独走態勢に。

【21キロ】
世界記録保持者、ラドクリフにアクシデントか。コース脇にそれるがレースに復帰。

【20キロ】
1時間11分27秒。ペースが若干上がり始める。中村は先頭集団に。土佐礼子は先頭集団から50メートル離され、苦しい展開。痛みをこらえ、かなり必死な状態。先頭はルーマニアのトメスク。

【17キロ】
土佐礼子が遅れ始める。早くも苦しい展開に。

【15キロ】
トップは53分52秒。中村は53分52秒(7位)、土佐は53分54秒(34位)。
さらにペースが落ちている。

【10キロ】
スローペースで進み、中村が36分13秒(17位)、土佐は36分14秒(32位)

【5キロ】
アテネ銀メダリスト、ディーナ・カスター(米)が足を痛めリタイア。