バイエルン・ミュンヘンのイタリア代表FWルカ・トニ(31)が無得点に終わったユーロ08スイス・オーストリア共催大会を振り返った。

 独紙“Bild”のインタビューに応じたトニは「自分のプレーが特別悪かったとは思っていない。初戦のルーマニア戦でのゴールは、オフサイド判定で取り消され、フランス戦では俺に対するファールでPKを獲得しわけだからね。できることなら決勝戦まで勝ち進み、ドイツと対戦したかったが…。いずれにしても優勝したスペインが、ヨーロッパ王者に相応しかった」と話した。

 一方、ブンデスリーガ2季目となる来季の展望についてトニは「欧州CL出場は始めての経験だ。やっと待ちに待った時が来る。我々のモチベーションは非常に高い」と気合十分に語った。

 今季開幕前にフィオレンティーナからバイエルン・ミュンヘンに移籍したトニは、移籍元年に31試合に出場し、24得点を挙げ、ブンデスリーガ得点王に輝いた。