ネット投票の結果、球宴選出者32人目の最終枠に選ばれたレッドソックスの岡島秀樹投手について、地元紙「ボストン・グローブ」紙は、6日付けで、「岡島が人気投票制す」の見出しで長文記事を掲載した。同記事は、前日5日に先発を外れていた同僚のアレックス・コーラ内野手は、試合中3イニングまでずっとクラブハウスで岡島に投票していたことを伝えると同時に、マイク・ローウェル三塁手は、「選挙に行かないで、政策に文句を言うような人間にはなりたくない。岡島が選ばれなかったら、文句が言えないから、ちゃんと投票はしたよ」と、持論を展開したと報じた。また、守護神のパペルボンは、妻と共に、岡島に50票を入れた、と伝えた。
 また、同紙は別項の記事で、岡島が、前日5日に本拠地球場で球宴当確がアナウンスされた際に、ブルペンから全方向に頭を下げて、ファンに感謝の気持ちを表したことについて、「日本の古都、京都にはエチケットについて、違った考え方があるようだ」と、岡島のお辞儀は、生まれ故郷、京都に根付いている日本流の作法ではないか、と分析した。