松本人志さん(写真は2016年撮影)

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「吉本のタッキー(滝沢秀明)みたいになりたいねん」―。「ダウンタウン」の松本人志さんが、引退後の活動について語った。「そこまで遠い話ではない」という。

松本さんは過去にも何度か自身の引退についてコメントしており、「スパッとやめたい」と話していたこともある。

「もう完全に校長だけでいいわ」

2018年9月23日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)では、9月16日に芸能界を引退した歌手・安室奈美恵さんを取り上げた。司会の東野幸治さんが「引退ってそこまで考えたことって(ありますか)」と問いかけると、松本さんはこんな回答をした。

「考えたことないですけど、そこまで遠い話ではないと思ってますよ」

東野さんがさらに聞くと、松本さんは「俺も吉本のタッキーみたいになりたいねん。役員みたいになりたいねん」と話した。滝沢さんは9月12日、2018年内で芸能活動を引退し、今後はジャニーズJr.(ジュニア)の育成や舞台、コンサートなどをプロデュースする仕事に専念することを発表した。

東野さんから滝沢さんは役員ではないことを指摘されると、

「じゃあおれ、NSC(吉本総合芸能学院)の校長やらしてくれる?」

と、養成所の校長になりたいと話す。

東野「まじめにですか?」松本「まじめにまじめに」東野「でもそれだったら、お笑い活動しながらでもできるじゃないですか」松本「もう完全に校長だけでいいわ。今からチョビヒゲ生やすし」

最後は笑いにもっていったが、松本さんは同番組で過去にも自身の引退に触れていた。

引退について「1年間で370回」考える

2017年1月のワイドナショーで、元女優の江角マキコさんが電撃引退したニュースを取り扱った際、松本さんは自分を「区切りのいいところでわりとスパッと芸能界をやめたいと思っているタイプ」と話していた。

また、2016年12月に「ほっしゃん」の愛称で知られるお笑い芸人・星田英利さんの引退騒動を取り上げた際には、自身の引退については「1年間で370回」考えると冗談交じりに話していた。

ただ、このときは将来のビジョンはまだ見えていなかったようで、コンビニエンスストアのレジ業務すらできないとして、「辞めたところで、他に(自分を)採って(働かせて)くれるところも(ない)...」と自虐ぎみだった。