ペヤング 激辛やきそばEND

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まるか食品が8月27日(月)に発売したカップ焼きそば「ペヤング」の新作「ペヤング 激辛やきそばEND」。黒いパッケージに赤く不気味な書体で書かれた商品名や、「ペヤング史上最強の激辛」というふれこみからSNS上などでは早くも大きな話題を呼んでいる。

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ペヤングの激辛商品としては「ペヤング 激辛やきそば」のほか、2017年12月に発売された「ペヤング もっともっと激辛MAXやきそば」があるが、なぜ1年も経たずに新たな激辛ペヤングが登場したのか。製造・販売元のまるか食品に話を聞いた。

まるか食品の広報担当者によると、2012年に発売された「ペヤング 激辛やきそば」が定番化するほどの人気を博し、もっと辛いものを出そうと2017年に発売された「ペヤング もっともっと激辛MAXやきそば」も好評。「いろいろなことに挑戦し、常に話題性のある商品を提供したい」との考えから、早速これらをさらにしのぐ辛さのペヤングの発売に至ったという。

気になる辛さは、「ペヤング 激辛やきそば」の約4倍、「ペヤング もっともっと激辛MAXやきそば」の約2倍。基本的な味付けは変えずに、辛さの感じ方を調整しているという。ソースは焼きそば然とした茶色だが、今回の商品はあくまで味を辛くすることが狙いのため、辛さを連想させる赤に色を変えるなど、見た目の変更は行わなかったとのこと。

なお、本商品のパッケージには「辛みが非常に強いので、小さなお子様や辛みが苦手な方の喫食には十分ご注意ください。」と注意書きが添えられている。果たして何歳から食べられることを想定しているか聞いたところ「個人の感じ方ですので、具体的な年齢の基準はありません」との回答だった。

その辛さを確かめるべく記者も実際に食べてみたが、味そのものは焼きそばソースの旨味と辛味がからまって、すぐ次の一口を食べたくなるような味。だが、次第にヒリヒリした辛みが舌や喉を焼くように広がり、食後もしばらく残り続けた。悶絶するような辛さではないものの、“史上最強の辛さ”は伊達ではない。

まるか食品のチャレンジングな姿勢から生まれたペヤング。その挑戦を受ける際は、辛味好きな人であっても辛さを和らげる飲み物を十分な量用意しておくことをオススメしたい。(東京ウォーカー(全国版)・国分洋平)