25日放送、日本テレビ「Going! Sports&News」では「順位予想SP 江川が戦力を数値化」と題し、野球解説者・江川卓氏が今季プロ野球の順位予想を発表。投手力と打撃力をそれぞれ10点で評価(20点満点)した。

スタジオには、セ・リーグの順位予想が書かれたボードが登場。5位に中日(投手力7点/打撃力7点)とヤクルト(投手力6.5点/打撃力7.5点)を置いた江川氏は、2位を昨季リーグ覇者・広島(投手力8点/打撃力8.5点)とした。

その理由を「広島カープは4番が変わる。去年はうまくハマッて優勝したんですけど、今年はそこまで行くかどうか。鈴木(誠也)選手が4番でしょうけど全試合出れるところがポイント」と語ると、4位は「投手力7.5点/打撃力7.5点」とした阪神に。

「(昨季は)金本監督がリリーフピッチャーを60何試合、5人投げさせた。非常にうまく使って2位にもっていったんですが、その疲労があるんじゃないか」と分析した江川氏は、1位と3位を、DeNA(1位:投手力8点/打撃力9点)、巨人(3位:投手力8点/打撃力8点)と予想した。

DeNAを「クリーンナップ(筒香嘉智、ホセ・ロペス、宮崎敏郎)3人、これが強烈ですね。若手ピッチャーも、ちょっと故障人はいますけど・・・」と話すと、古巣・巨人については「優勝の可能性もちょっとある」と切り出した。

その上で江川氏は「去年広島に対して7勝18敗。これを今年は菅野(智之)投手を全部カープ戦に当てます。ローテーションの時に。(そうすれば、菅野は広島戦に)10回投げれます。それで8勝2敗。そうすると首位になる」などと持論を展開。「ちゃんとハマります」、「そういう予定になっています」と大見得を切ったが、果たして――。

なお番組後半では、パ・リーグの予想も行っている江川氏。ここでは1位をソフトバンク、2位 楽天、3位 西武、4位 オリックス、5位 日本ハム&ロッテと予想した。