“白豹”フィーゴ氏、UEFAフットボール・アドバイザー就任「サッカーに何かを返せることが楽しみ」

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▽欧州サッカー連盟(UEFA)は11日、かつてレアル・マドリーやバルセロナで活躍した元ポルトガル代表のルイス・フィーゴ氏をフットボール・アドバイザーに任命したことを発表した。

▽フィーゴ氏は、アレクサンデル・チェフェリン会長と共に試合の技術面やルールの改善、スポーツ全体の魅力の向上に向けて取り組むとのことだ。フィーゴ氏の任命についてチェフリン会長は、以下のように説明している。

「ルイス・フィーゴ氏は、ピッチ内外で模範となる振る舞いをとっていた素晴らしい選手だ。ゲームの中でも非常に尊敬される人物であり、彼が我々のチームに加わってくれることに満足してる。特にフットボールでの経験は、UEFAにとって非常に貴重な財産になるだろう」

▽また、フィーゴ氏は、フットボール・アドバイザーに就任について以下のように喜びを露わにしている。

「豊富な経験を積むことができて幸運です。私が自分の知識を伝えることでポジティブな影響を与えることができると信じています。サッカーは常に進化します。UEFAに関われることを名誉に思っています。そして、その機会を与えてくれたチェフェリン会長には感謝しています」

「サッカーから多くのことを学びました。今はサッカーに何かを返せることを本当に楽しみにしています。私が1990年にプロキャリアをスタートさせたとき、UEFAに加わり、世界最高のサッカーマインドを持つこの組織の会長と共に働くなんて想像もしていませんでした」

▽1989年にスポルティング・リスボンでプロキャリアをスタートさせたフィーゴは、バルセロナ、レアル・マドリー、インテルなどでプレー。バルセロナからレアル・マドリーへの禁断の移籍を果たした際には、バルセロナサポーターから激しい非難も浴びた。一方で、キャリア通算では、4度のリーガエスパニョーラとセリエAの優勝、そして、UEFAチャンピオンズリーグ制覇と輝かしい功績を残した。

▽また、ポルトガル代表では通算120試合に出場。2度のワールドカップと3度のユーロに出場し、ドイツワールドカップではポルトガル代表の40年ぶりとなるベスト4進出に貢献した。