「グミの日」にちなみ、グミのルーツやその魅力を探ってみた!

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来たる9月3日は「グ(9)ミ(3)」の語呂合わせから、「グミの日」に制定されている。この「グミの日」を制定したUHA味覚糖株式会社の十河佑樹さん、日本グミ協会会長の武者慶佑さんそれぞれに、「グミ」のルーツや日本産グミの魅力について話を聞いた

■子供向きのお菓子から幅広い世代へ

日本では幅広い世代に普及しているグミのルーツをUHA味覚糖の十河さんに聞いた。

「グミは1920年代にドイツの製菓会社(ハリボー [HARIBO]社)で誕生しました。日本では、1980年に明治製菓さんが発売した『コーラアップ』が初のグミになります。その後、徐々に発売商品も増え、子供中心のお菓子であったグミが若者や大人も食べるお菓子に広がっていきました」(十河さん)

コーラアップが懐かしいという世代の人もいるだろう。また、現在のグミ普及の背景には、「コンビニの発展と女性の需要」が影響したと武者さんは言う。

「日本のグミは、当初は駄菓子であったものの、1990年代以降はコンビニの発展と共に、女性の小腹を満たす食品としても進化をしてきました。正確な数値ではありませんが、それに伴い毎年100種類以上の新作が出ており、グミは今や成長市場となっています」(武者さん)

コンビニに行くと、グミコーナーを目にする。現在では、ビタミンを含んだサプリグミが登場するなど、ターゲットも広がっているようだ。

■バリエーション豊富な日本のグミ

日本でグミ人気が高まっている理由には、海外商品とは違う独自性があるからだと武者さんが続けてくれた。

「海外のグミはヨーロッパを中心に、子供向けのお菓子として親しまれています。形状は動物などを模し、色合いもカラフル。もともとは子どもの咀嚼力を高めることを目的に作られているため、弾力の強いものが多いようです。一方、日本はフルーツのジューシーさとオシャレなパッケージ、カワイイ形状などで、若い女性に親しまれやすいものとなっています」(武者さん)

海外では子供向けの定番商品が多いのに対し、日本のグミは大人の女性にも楽しまれているのが特徴だ。

「梅味などの風味も、日本ならではです。また、さまざまな固さや製法を用いて、バリエーション豊かな商品を提供している点も、日本のグミの特徴ではないでしょうか」(十河さん)

商品が豊富で購買層が広い日本のグミには、十河さん、武者さん共に多くの可能性があると考えているようだ。

「グミは、形状、味、色などを自由にできるため、商品開発のバリエーションが豊富です。今後はカンロの『ピュレショコラティエ』や、UHA味覚糖の『cororo』など、メーカー直営の高級グミ、お土産やインバウンドを狙ったグミが増えてくるのではないでしょうか」(武者さん)

色や形が自由ならば、ものづくりに長けている日本人に分があるかもしれない。ご当地ものも、得意分野だろう。

■好みの味と固さで手作りグミを楽しむ

グミは自宅でも作ることが可能と武者さんが続けてくれた。

「グミは粉ゼラチンと少量の水、水あめ、型、冷蔵庫などがあれば家庭でも作ることができます。これからは買って食べるだけでなく、家族や仲間と作って楽しむ――グミにはそんな可能性も広がっていると思いますね」(武者さん)

「教えて!goo」では、自宅で作るグミのレシピとして、「自宅でカンタン◎オレンジグミのつくりかた」も公開している。2.8万回再生された動画もあるのでチェックしてみては?

●専門家プロフィール
十河佑樹:UHA味覚糖株式会社 マーケティングデパートメント所属

武者慶佑:日本グミ協会会長。株式会社シェアコト アニメコンテンツマーケティング プランナー。

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)