2016年9月26日、動物の保護活動を行っているThe Humane Society of the United States(HSUS)は、米ノースカロライナ州カラバス郡の保安官らと共に、同郡にある不適切なブリーダーを訪問。

105匹のイヌと、20匹のネコ、そして3匹のヤギを救出した。

▼そのときの様子

その時に救出されたのが、こちらのB.B.だ。

The Humane Society of the United States/Facebook

救出から半年以上が経過し、B.B.に起こった変化に注目が集まっている。

はじめて触れた太陽の光

恐らく10歳と思われるB.B.。その生涯を地下のオリの中で過ごした彼女は、HSUSのメンバーである Jessica Lauginigerさんの腕に抱かれ、初めて太陽の下に出ることとなった。

The Humane Society of the United States/Facebook

するとB.B.は、初めての太陽の光に、何度もまぶしそうに目を細めたという。

地域の動物病院へ運ばれた

B.B.や一緒に保護された動物たちは、地域のCabarrus Animal HospitalとBanfield Pet Hospitalに運ばれ、健康状態の確認が行われた。

保護された動物たちの多くは、すぐに治療が必要な状態だったという。

この出来事はニュースにも取り上げられ、引き取りの問い合わせがHSUSや動物病院に寄せられたという。

ただグルグル歩いていた

B.B.を引き取ったのはCabarrus Animal Hospitalで受付をしていた、Brenda Tortoreoさん。

中には保護された瞬間から、悲劇なんてなかったかのようにふるまい、ヒトに対して愛情を表現するワンコもいるようだが、B.B.は違った。

The Humane Society of the United States/Facebook

TortoreoさんがThe Dodoに語ったところによると、すっかり怯えて食べ物や水に口をつけようともしなかったB.B.をかわいそうに思い、引き取ることにしたのだという。Tortoreoさんは他にも2匹のイヌを引き取った。

Tortoreoさんの家に来てからも、長い間オリの中で過ごした彼女は、走ろうともせずにただ狭い範囲をグルグルと歩いていたそうだ。また、初めて見る絨毯や芝生に異常におびえていたという。

新しい生活に慣れていった

そんなB.B.も、次第に新しい生活に、ヒトからの愛情に慣れていったという。

▼太陽の下で、芝生を走ることも

The Humane Society of the United States/Facebook

HSUSが、B.B.の変化をおさめた動画を5月15日に公開すると、3日間で11万回再生され、5,000件近いリアクション、1,100件以上のシェアを受けた。

保護当時と比べると、体つきもふっくらし、表情もリラックスしている。4月に入ってからは、Tortoreoさんを舐めて愛情を表現するようになったのだという。

イヌらしい生活を手に入れたB.B.。辛い思いをした分、たっぷりと幸せになって欲しい。