24日、韓国メディアによると、韓国の忠清北道警察が、「80代女性殺人事件」の被害者を持病による死亡と判断した後、遺族からの情報提供を受けて犯人を検挙していたことが分かり、韓国で波紋が広がっている。資料写真。

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2016年5月24日、韓国・ニューシスによると、韓国の忠清北道警察が、「80代女性殺人事件」の被害者を持病による死亡と判断した後、遺族からの情報提供を受けて犯人を検挙していたことが分かり、韓国で波紋が広がっている。

21日午後3時ごろ、韓国・忠清北道曽坪郡曾坪邑にある住宅で、80歳の女性が死亡しているのを息子が発見し、警察に通報した。現場に出動した警察官らは、曽坪のある病院が交付した検案書を根拠に単なる病死と判断。警察官の言葉を信じた遺族らは23日に葬式を終えたという。

しかし、事件現場に設置された監視カメラには、1人の男が住宅に侵入し、女性の首を絞め、遺体に性的暴行を加える場面が映っていた。監視カメラは遺族が発見したもので、警察が現場に設置された監視カメラの確認すら行っていなかったことが明らかとなった。

遺族からの決定的な情報提供を受けた警察は、すぐに監視カメラを確認し、近くに住む50代の男を殺人などの容疑で緊急逮捕した。これについて、警察関係者は「遺体の腐敗が進んでいたため、医師の検案書を根拠に自然死と判断し、監視カメラの映像を確認しなかった」と説明した。

この報道に、韓国のネットユーザーから批判の声が相次いでいる。

「これは失敗ではなく、“無能”そのものだ。事件に関わった警察官らはすぐに制服を脱いで辞職してほしい」
「映画に出てくるような正義感が強く、命を懸けて働く警察を求めているのではない。ただ基本を守ってほしいだけ」

「悲し過ぎる。警察犬の方が良い仕事をするよ」
「治安を維持するはずの警察が殺人事件を隠ぺいするとは…」

「国民の血税で生活している公務員は、税金を払っている国民のために尽くすべき!」
「韓国でセウォル号沈没事故が起きたのは当然のことだったのかも…」

「医者も警察も無能。韓国国民は何を信じて生きればいいの?」
「一番悪いのは医者。首を絞められた跡があるのになぜ病死と判断した?」(翻訳・編集/堂本)