くまもと県民テレビ、ミヤネ屋中継で少女をずぶ濡れにさせたとの指摘を否定「無理に出した事実はなかった」/画像は熊本県民テレビサイト スクリーンショット

写真拡大

熊本県益城町の避難所の様子を伝えた21日放送のミヤネ屋の中継で、「焼き芋の行列にいた少女を雨の中に追いやり、ずぶ濡れにさせた」という指摘が相次ぎ、炎上状態となっていた熊本県民テレビがコメントを発表し、指摘を否定した。


熊本県民テレビ(KKT)は、ホームページに掲載したコメントで、「少女2人は焼き芋の炊き出しを手伝っており、列に並んではいませんでした。インタビューが始まったので自発的に退いたものです」と状況を説明。視聴者の指摘を受けたKKTは22日、アナウンサーを再び益城町の避難所に派遣、少女とその親族に対して経緯を説明したところ、「少女2人には『テレビ局にどかされた』という自覚はありませんでした」と確認したという。


このことからKKTは、「アナウンサーが焼き芋の炊き出しを邪魔したり、無理に雨の中に出したりした事実はなかったと判断」したと指摘を否定。一方、「この映像で視聴者の方々に不快な思いをさせたとすれば、お詫び申し上げます。KKTは、今後も被災地の方々に寄り添う報道に努めてまいります」と謝罪した。