水越武の写真展「真昼の星」がフジフイルム スクエアで開催 - 山と森林をテーマとするモノクロ写真

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フジフイルム スクエア(FUJIFILM SQUARE)写真歴史博物館で、写真家・水越武の半世紀の撮影の旅をまとめた作品展「真昼の星」を2部構成で開催。期間は第1部「天と地のあいだ・日本アルプス」が2016年2月2日(火)から3月31日(木)、第2部「いのちの聖域・原生林」が4月1日(金)から5月31日(火)まで。

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水越武は、山と森林をテーマとする数多くの著書を発表し、日本写真協会年度賞や芸術選奨文部科学大臣賞などの賞を受ける、国内外問わず活躍する写真家である。

本展は、40年前に自身で焼いたビンテージプリントを含む、厳選されたモノクローム写真のみで構成。主題となったのは、生涯にわたり重要な撮影舞台となった日本アルプスと原生林だ。精魂を傾け、ひたむきにモノクロームの視点にこだわり続けてきた彼の生き方が鮮明に浮き彫りとなる。

なお、タイトルとなった「真昼の星」とは、彼が聞いた「切り立った険しい山の岩壁の下では、真昼の黒みを帯びた青空に星が見られる」というエピソードに由来している。これらは、存在していても見えない真昼の星を探すように、彼が魂と響きあう未知なる自然を追い求めた旅から紡ぎ出された作品たちを指している。

【開催概要】
FUJIFILM SQUARE 写真歴史博物館企画写真展
水越 武 写真展 「真昼の星」
第1部 「天と地のあいだ・日本アルプス」
第2部 「いのちの聖域・原生林」
開催期間:第1部 2016年2月2日(火)〜3月31日(木)、第2部 4月1日(金)〜5月31日(火)
開館時間:10:00〜19:00(入場は18:50 まで)
※会期中無休
住所:東京都港区赤坂9丁目7番3号 東京ミッドタウン・ウエスト
TEL:03-6271-3350
入場料:無料