『メランコリア』の記者会見の席でそれは起こった。監督のラース・フォン・トリアーがこう発言したのだ。「ヒトラーの気持ち、理解できる」隣にいたキルスティン・ダンストは思わず「やべぇよ、おっさん、それやべえ(超訳)」と困惑。にもかかわらずトリアーはつっかえながら「OK、ぼくはナチだ」とまで言ってしまう。この一件で、監督は、カンヌ映画祭から追放される。とはいえ、カンヌは、作品の出品資格を奪うような馬鹿なマ