「ワールドシリーズ、ヤンキース6−7ドジャース」(30日、ニューヨーク)幸せいっぱい、とろけるような笑顔だった。ある夏の日の球場で真美子夫人(27)と愛犬のデコピンに見送られてクラブハウスに向かう大谷を見かけたことがある。後にも先にもこの一度だけ。偶然の出来事だったが、心が癒やされたことは今でもはっきりと覚えている。だから、優勝を決めた日に聞くと決めていた。真美子夫人とデコピンへの思いを。「