ノーベル平和賞の受賞が被団協に決まり、対応に追われる事務室長の工藤雅子さん=11日午後6時25分、東京都港区ノーベル平和賞決定を受け、被団協の木戸季市事務局長(84)は「苦しみにあらがいながら、再び被爆者をつくるなと願ってやってきた先輩たちの顔が次々と浮かぶ」と声を詰まらせた。核兵器禁止条約に触れ「被爆者が実現させた。ずっと訴えてきたことに対する賞だ」と受け止めた。和田征子事務局次長(80)は「これを