プロボクシング世界4団体統一スーパーバンタム級王者の井上尚弥を筆頭に、軽量級では続々と世界王者が誕生している日本ボクシング界だが、相変わらず、世界との「距離」が遠いのが中・重量級だ。直近の中・重量級の世界王者は、ロンドン五輪金メダリストでミドル級(72.57キロ以下)の村田諒太。そもそもライト級(62.23キロ以下)より上は、世界戦に挑戦できるような逸材がいない状況が長い間、続いてきた。そんな中、世界