戦時中に水没事故が起きた宇部市の旧長生炭鉱―。今も183人の犠牲者の遺骨が海底に残されたままです。その遺骨を収集することが可能かどうかを調べる潜水調査が、31日行われました。この調査は、水中洞窟などの閉鎖環境を専門にしているダイバーの伊左治佳孝さんが、遺骨収集を目指す市民団体に申し出て実現したものです。7月25日にも試みましたが悪天候のため中止となり、31日午前5時から調査を再開しました。