長さ3キロ、幅1.5キロに及ぶ、巨大な人の顔のような岩。そんな奇妙なものが写った写真で、世界が騒然となったことがある。それが1976年7月25日、NASAの火星探査機「バイキング1号」が撮影した火星の表面写真だ。これは火星のサイドニア(シドニア)地域を撮影したもので、当時NASAは「光と影により、岩山の地形がそう見えるだけ」と説明した。しかし一部の専門家からは「人面岩には眼球や歯のようなものが見える」「口が開い