津波のニュースを聞き、即座に現地での支援を決めた。向かう先は、能登半島。片道約700キロ、車で10時間ほどかかる。それでも――。宮城県東松島市は、2011年3月11日の東日本大震災で、津波による甚大な被害を受けた。それから13年。同地で運営されている防災体験型の宿泊施設「KIBOTCHA(キボッチャ)」スタッフと東松島市民が、能登半島地震の発災直後から支援に動き出した。現地入り決めた理由は「津波」能登で大地震が起きた2