朝鮮半島初の鉄道は1899年、当時はソウル郊外だった漢江の南岸の鷺梁津(ノリャンジン)から仁川(インチョン)を結ぶ京仁線だ。その次はソウルと釜山を結ぶ京釜線で1905年に開通し、現在の北朝鮮を南北に貫く京義線が開通したのは1908年だ。日本の支配下に入ってから各幹線は朝鮮総督府が運営し、鉱山鉄道などは民間会社が運営するようになった。中でも鉱工業の中心地だった咸鏡道(ハムギョンド)には多くの私鉄が敷設された。昨